短編小説

短編小説:ありのママ 【美姫さんvs名刺】

短編小説:ありのママ 美姫さんvs名刺 「ただいま~」 僕が学校から帰ってくるなり美姫さんが 「ショウ。見て見て~」と僕に寄ってきた。 いつもはソファーから動かないから、ちょっとビックリする。 「どうしたの?」と僕が聞くと 「名刺作ったの。」とにこ…

短編小説:ありのママ 【美姫さんvs奇跡】

短編小説:ありのママ 美姫さんvs奇跡 それは、突然おとずれた。 「あら、奥さん。奇跡って見たことあります?」と首・手首・耳とアクセサリーを“ドン”と付けた香りの強いオバサマが美姫さんに声をかける。 家に入る寸前だった。 いつもはインターフォン画面…

短編小説:ありのママ 【美姫さんvs時代】

短編小説:ありのママ 美姫さんvs文明 美姫さんは、ものすごい方向音痴。 ある時二人で出掛けた。 で、道に迷った。 「美姫さん、スマホの地図を見ればいいんだよ。」と僕が言うと 「ダメ。そんなのもう古い。」と美姫さん。 と言って、キョロキョロ辺りを見…

短編小説:ありのママ 美姫さんvsハロウィン

短編小説:ありのママ 美姫さんvsハロウィン もうすぐハロウィンだ。 去年、テレビで大騒ぎしている人達を見たけど。 「美姫さん、もうすぐハロウィンだね。今年もさ、大騒ぎする人達がいるかな?」と僕が言うと 「あれは、お菓子をあげなかったから、騒いだ…

短編小説:ありのママ 超短編集【美姫さんvs落ち込む事】【美姫さんの人生】

短編小説:ありのママ 超短編集 美姫さんvs落ち込む事 「美姫さんってさ、落ち込む事ある?。」 と僕。 「落ち込む事?。それ、私に聞く?」と美姫さんは言い 「私が落ち込むわけないじゃん。だってさ、落ちる所が無いんだもん。落ち込むってのはさ、出来る…

短編小説:ありのママ  美姫さんの名言集 

短編小説:ありのママ 美姫さんの名言集 「美姫さん、名言ってどんなのがあるか知ってる?」と僕が言うと 「名言?名言ならたくさん知ってるよ。大好きな名言もあるし。」と美姫さん。 そして「斉藤ショウくん、斉藤浩一、マツコ・デラックスさん、ローラン…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs尊敬】

短編小説:ありのママ 美姫さんvs尊敬 学校で自分が尊敬する人を書くというのものがあった。 僕は、【お父さん】と書いた。 家に帰ってから、ふと美姫さんに聞いてみた。 「美姫さんの尊敬する人って誰?。」と僕。 「尊敬する人ね…。」と美姫さんは、しばら…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs子育て】

短編小説:ありのママ 美姫さんvs子育て 「ただいま〜。」と僕が言うと 「ただいまじゃないでしょ。」と美姫さん。 は?いつもただいまだけど。 「じゃあ、何て言うの。」と僕が聞くと 「うーん?なんだろう?」と美姫さん。 意味わかんない。 僕は、無視し…

短編小説:ありのママ  美姫さんvs野生の勘

短編小説:ありのママ 美姫さんvs野生の勘 家に帰ると美姫さんがいきなり 「ショウ。これから、生き残るために必要な訓練をします。」と言ってきた。 「はぁ。」僕は、つれない返事をする。 僕はランドセルを部屋に置いてリビングに戻る。 いつものようにテ…

短編小説:ありのママ  スピンオフ『とある学生の夏休み』 

短編小説:ありのママ スピンオフ① とある学生の夏休み ある、暑い夏の日の話だ。 今日は夏休み中の補習日。 せっかくの夏休みなのに……と学校を休みたくなる気持ちを抑えつつ、授業を受け終えた帰り道の出来事。 いつものように太陽で熱された鉄板のような通…

短編小説:ありのママ【美姫さんとボディペインティング】

美姫さんとボディペインティング 美姫さんに先日のボディペインティングの話をする。*1 「美姫さん、すごいね。あれ、どこで習ったの?」と僕が聞くと 「あははは。あれね。今から話す事、こうちゃんに内緒にしてくれる?。」と美姫さん。 「別にいいけど、…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs読書感想文】

美姫さんvs読書感想文 「美姫さん。読書感想文が書けないよ~。」と僕は美姫さんに泣き言を言う。 「読書感想文?そんなのかんたんじゃん。」と美姫さん。 「美姫さんには簡単かもしれないけど、僕には難しいんだよー。」と僕が言うと 「えー。だってさ、本…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs2000万円問題】

美姫さんvs2000万円問題 将来の年金が足りないとテレビのニュースで言っていた。 パッと美姫さんを見る。 ……絶対に考えてないな。と僕は思いながら美姫さんに聞いてみる。 「美姫さん、将来のお金の事とか考えてるの?」と僕。 すると、美姫さんがニンマリと…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs他の国の人】

美姫さんvs他の国の人 少し涼しくなったので、夏眠*1していた美姫さんが、ようやく外に出る気になってきた。 ブラブラ歩いてると、他の国の人に声をかけられた。 僕は英語はわからない。 美姫さんをチラッとみると、他の国の人の話にうなづいていた。 おぉ…

短編小説:ありのママ【美姫さんの行動スピード】

美姫さんの行動スピード 美姫さんは、本当にソファーから動かない。 動くといったら、ご飯を食べる時かトイレに行くときか寝る時。 読みたい本があるときも、テレビのリモコンを取ってほしいときもエアコンの温度を変えて欲しいときも全部、僕かお父さんに言…

短編小説:ありのママ【美姫さんの担当】

美姫さんの担当 家事分担が主流だという。 僕の家の家事は、ほとんどお父さんがしている。 そろそろ、僕も家事を手伝おうと思い、この前の週末にみんなで夕飯を食べ終わった後、「夕食の片付けの担当を決めようよ。」と提案してみた。 「おぉっ。いいね~。…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs天気とは】

美姫さんvs天気とは 「美姫さん、昨日の天気なんだったっけ?」と夏休みの宿題をしていた僕は美姫さんに天気を聞く。「晴れ。」と美姫さん。僕は昨日の天気の欄に【晴れ】と書く。 「じゃぁ、その前の日は?」と僕。「晴れ。」と即答する美姫さん。 僕は、…

短編小説:ありのママ【美姫さんvsマルチ同級生】

美姫さんvsマルチ同級生 学校から家に帰るとアイスがたくさん冷蔵庫に入っていた。 「どうしたの?これ?」と僕が聞くと 「よろず屋の報酬だよ。」と美姫さん。 「あれ?。夏は暑いからお休みじゃなかったの?」と僕が聞く。 美姫さんが新たによろず屋の労…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs冷房】

美姫さんvs冷房 僕の家は、キンキンに冷えている。ちょっと寒いぐらい。 でも、これはまだいい方。その理由は、こちらから 【美姫さんvs季節編】 美姫さんは、暑いのが大嫌い。24時間冷房の中にいるから、どんどん温度は低くなる。 「美姫さん、あまり身…

短編小説:ありのママ【僕vsペット】

僕 vs ペット 僕の家は、ペットを飼っていない。 どうしてかって?それは、去年のこと・・・。 「美姫さん、犬か猫か飼おうよ。」と僕が言う。 テレビで、【我が家のペット特集】なるものをしていて、それを見ているとペットが欲しくなってきた。 「ペットね…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs選挙】

美姫さんvs選挙 美姫さんの候補者選びの方法が、妙だ。 まず、投票日の一週間前に候補者の写真の目の部分だけを見れるように他の部分は紙でお面の目の部分だけをくりぬいたものを候補者の写真に張り付ける。 それを自分が一番目に付くところにはる。この選…

短編小説:ありのママ【事実は小説よりも!?】

事実は小説よりも!? テレビを見ていると美姫さんが、いきなり 「この話ってさ、【事実は小説より苦なり】だよね。」と言い出した。 「なにそれ。【事実は小説より苦なり】って、はじめて聞いた。」と僕が言うと「だって、ものすごい苦労の話だよ。こんなに…

短編小説:ありのママ【美姫さんvsゴミ分別】

美姫さんvsゴミ分別 「美姫さん、またゴミの分別を間違えているよ!。」とお父さんが叫んでいる。 「間違えてないよー。」と美姫さんが言う。 「割れたコップは、燃えるゴミじゃないよ。」とお父さんが言う。 「燃えるゴミだよー。」と美姫さん。 「燃えな…

短編小説:ありのママ【美姫さんvs自由研究2】

美姫さんvs自由研究2 おばあちゃんちに遊びに行くとおじいちゃんが、片付けをしていた。 「何してるの?」と僕が聞くと「美姫さんの思い出の品を片付けてるんだよ。」とおじいちゃんは言った。 「そんなにいっぱいは、お棺に入らないから、厳選しなさいって…

短編小説:美姫さんのいいところ

美姫さんのいいところ 学校で【お互いの良い所を探そう】という授業があった。 僕がお父さんに頼もうか美姫さんに頼もうか悩んで、宿題の紙を見ていると美姫さんがやってきて「なになに。あっ、それ私書けるよ~。ショウの良い所を書くんでしょ。」と言って…

短編小説:美姫ファースト

美姫ファースト お父さんと三人で話をしている時に「うちは、美姫ファーストだな~。」と言った。 「本当にそうだね。」と僕が言うと美姫さんが何故か突然怒りだした。 「こうちゃんもショウも私の事、嫌いなの?」と美姫さん。 何言ってるんだ美姫さん?状…

短編小説:美姫さんのプライバシー保護術

美姫さんのプライバシー保護術 美姫さんと二人で歩いているとちょっと強引な勧誘の人に会った。 「すみません。アンケートだけでいいんで。2分もかからないアンケートですから。今、アンケートに答えると、なんと!お子さまにはプレゼントがありますよ!」と…

短編小説:僕のお父さん

僕のお父さん いつも美姫さんの話ばかりだから、たまにはお父さんの話。 僕のお父さんは現実的。一般的に夫婦の奥さんの方が現実的で、ご主人の方は夢見がちって言うんだけど、僕んちの場合は反対。美姫さんが非現実しかみないから、お父さんが現実的なんだ…

短編小説:美姫さんvs便利グッズ

美姫さんvs便利グッズ AIアシスタント*1が今流行ってるけど、美姫さんに言わせたら「そんなものいらない。お金を払って買うものじゃない。」だそう。 何故かって? そりゃ、お父さんとかおじいちゃんが美姫さんの手となり足となり動いてるからね。 美姫さん…

短編小説:ぼくの夏休み

ぼくの夏休み 夏休みが始まる。 「あぁ……。夏休みがはじまる!!。お昼作らなきゃいけない……。」と美姫さん。 「美姫さんは、お昼作らないじゃん。お父さんがお弁当作ってるでしょ。」と僕が言うと 「だって、世間の母親はそう言うらしいんだもん。たまには…