短編小説 ありのママ

PTAをのりきる知恵?それとも……part②―PTAへの最終手段?!―

第2話 美姫さんvsPTA partⅡ 完

自分が行かないといけないから、焦るんじゃないかと僕は内心ドキドキした。

焦った美姫さんも見てみたいと思ったからだ。美姫さんは、焦らなかった。

“両親が忙しいので、同居の祖父に役員をしてもらいます。”といい、おじいちゃんをPTAの会長にさせた。

会長は、成り手がいないために進んでしてくれるおじいちゃんをPTAの方々は喜んで受け入れた。ちなみにおじいちゃんは同居していないのだが。

もちろん美姫さんも働いていないし、お父さんもそんなに忙しくはない。

美姫さんから言わせたら「みんなハッピーだから、すべてOK」だそうだ。

ちなみに僕が幼稚園の時は、バイト生と年間契約をして本部役員になってもらっていた。これも幼稚園にばれてアウト。

そりゃそうだ、親子参加の時と親のみの活動の時と人が違ったら誰だった気付くだろう。「せっかく、高額バイト代を払ったのに―。」と悔しそうな美姫さんがいた。

小学校でも、なぜまた同じ様な事をしたかって?小学校は、親子参加の行事がほとんどないからばれないと思ったそうだ。「私も少しは学習したんだよ。今度は、一回ずつバイトを募っているから、そんなにお金をかけなかったよ。」と得意げな美姫さんだった。

おわり

※この短編小説ありのママは、ほぼフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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