ありのママ【美姫さんvsPTA編①】

美姫さんvsPTA ①

世の中のお母さん方にとって四月は憂鬱な時期だといえると思う。

 

美姫さんが朝から吠えている「あのさ、何でお母さんになったら、人前で話をすることもどうもなくて、ボランティア活動が大好きで、バレーボールができて、運動も好きな設定になるわけ?なんの嫌がらせ?」

 

四月は、PTAの役員決めがある。そして学校の年間行事が配られる。一年間の学校の活動内容をみると吐き気がしてくるそうだ。

 

まぁ、皆さんもお察しの通り、美姫さんが参加する訳がない。「ショウは大好きだけど、ショウが好きな事と子供のためなら出来るって言うのと話が違う。」と美姫さんは豪語する。

 

大概の家は、文句を言いながらも渋々していると思うが、美姫さんは違うし絶対しない。

 

低学年の頃は、美姫さんは大学生のバイトを雇っていた。PTA活動のたびに僕のお母さんに扮した大学生がくる。毎回、違う人がくるのでばれてしまい、PTAで個人的にバイトを雇って活動に参加させるのを禁止とするという内容のがPTA発刊の新聞が配布された。

 

美姫さんは、それを知った時「心の狭い人たちめ。」とボソッと呟いただけだった。

 

 続く