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短編小説:ありのママ【美姫さんvs歌編】

美姫さんvs歌編

美姫さんは、歌が好き。
でも、自分でアレンジを加えている事が多々ある。


僕が幼稚園の頃の話だ。
その日は、先生のピアノで『手のひらを太陽に』をみんなで歌っていた。


~♪ぼくらはみんな生きている
  生きているから歌うんだ
  ぼくらはみんな生きている
  生きているから悲しいんだ
  手のひらを太陽に すかしてみれば
  まっかに流れるぼくの血潮(ちしお)♪~

 

僕も歌が好きだし、家でよく歌っている歌だ。
大きな声で思いっきり歌った。
そこからが僕の知っている歌とみんなの知っている歌は違った。

 

~♪毛布だって、ソファーだって、お布団だって♪~
僕の知っている『手のひらを太陽に』だ。

 

みんなが一斉に僕の方を見る。
先生のピアノも止まった。


僕は幼稚園が終わってから美姫さんに教えた。
「手のひらを太陽にって歌はね。『みみずだっておけらだってあめんぼだって』って歌うんだって。」
すると美姫さん。


「だって、“みみず”も“おけら”も“あめんぼ”も友達じゃないからね。」


美姫さんの歌には注意が必要だ。

 

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番外編 ~もしショウがスマホを持ったら~

          【ショウ、スマホを買う編】

 

僕は、この春から大学生になった。一人暮らしの始まりだ。
僕は、スマホをしぶしぶ買った。美姫さんにある約束を取り付けて。


その約束とは、僕になぞなぞやしりとりをスマホで挑まない事。

お父さんは、「楽しいよ。」って言うんだけど、僕はコリゴリだ。
買い物攻撃は、一緒に住んでいないから大丈夫だろう。

 

1人暮らし初日、朝起きてスマホを見る。
メールが5件もはいっている。美姫さんからだ。


“何か用事か?”
慌ててメールを開く。
一件目『お』
二件目『は』
三件目『よ』
四件目『う』
五件目『♡』

 

僕は、美姫さんにスマホの約束を追加した。
メールは、一文字ずつ送らない事。              終わり

 

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もし、美姫さんがショウになぞなぞを出すなら

 

  問題  めずらしい花は?

 

  答えは次回記事の最後に発表します!!

 

おわり