fic-tion’s diary フィクションの創作日記

このブログはFact(事実)でありFiction(フィクション)である 日々の生活を深く観察して事実なのか?フィクションなのか?を楽しく発信しています。

【スポンサーリンク】

ありのママ 第29話 【美姫さんvs日記】

僕の嫌いな宿題のひとつに日記がある。

 

毎日、毎日そんなに何か起こるわけでもない。書くことが無くなってくる。
「美姫さん。日記に何を書けばいいかな。」と僕が聞くと
「ショウは、お隣のクラスにお友達はいないの?。」と美姫さんが聞いてきた。


「隣のクラス?。うーん。誰かいるかな?。あっ、いたいた。」と僕が言うと
「その子に日記を借りればいいんだよ。」と美姫さんが言う。


僕が首をかしげると「その子の日記を写すの。」と美姫さん。
「えっ?。」と僕が言うと「日記はバレないって。先生たちが子どもたちの日記の話をお互いにするわけじゃないし、隣のクラスだったら日記を見る先生が違うでしょ。絶対バレない。」と美姫さんが言う。

「でも、人の日記って写していいものなの?。」と僕が美姫さんに聞くと、「だって、宿題も終わらなかったら、最終手段で人のを写すでしょ。それと一緒だよ。」と美姫さんは答えた。

 

宿題が終わらない時の最終手段って先生に謝りに行く事だと思うんだけど……。


「でも、人の日記を写すのって本当にバレないの?。」と僕が聞くと「絶対バレない。保証する。だって、私、結花(美姫さんの幼馴染)とか、こうちゃんの日記をいつも写していたもん。バレた事ないよ。」と自慢げに話す美姫さん。


お父さんが帰ってきてから、お父さんに「美姫さんってお父さんの日記を写していたの?」と聞いた。「あぁ、よく知っているな。よく、写していたよ。そういえば、美姫さん、お父さんが海外旅行に行った日記まで写しているから、危うくバレそうになったんだよ。」とお父さん。

 

「えっ?。怒られたの?。」と僕が聞くと「先生に『斉藤さんの家族も一緒に行ったのか?』って聞かれてな…。苦笑いしといた。先生も写したとは思わなかったんだろうな。」とお父さん。

 

美姫さん、バレてんじゃん。

 

おわり
ブログのコメントではメッセージや質問、その他諸々受け付けていますので、気軽にしてください。
時間がある時に必ず返信いたしますので、ヨロシクです。
今までのありのママをご覧になりたい方はこちらの目次からどうぞ

ありのママ 目次 - fic-tion’s diary フィクションの創作日記