fic-tion’s diary フィクションの創作日記

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短編小説:ありのママ【美姫さんvs先生】

美姫さんvs先生

風邪菌と話し合いが終わった美姫さんが部屋から出てきた。

いつになく、フラフラだ。

「どうだった?。」とお父さんが聞くと「今回も、すぐに出て行くって*1。」と美姫さん。明らかに嘘だ。ただ、病院に行きたくないだけだと思う。

 
「話し合いで体力を使ったから、少し寝る。」と美姫さんは言い、寝室へ行った。
お父さんがその様子を見て「広瀬さん(美姫さんの幼馴染でお医者さん)に来てもらうか。」と言い、広瀬さんに電話をかけた。
広瀬さんは二つ返事で、直ぐに僕の家にやってきた。
「美姫も、人の子だったんだね。」と嬉しそうな広瀬さん。
風邪の症状別の薬を出してくれ、少し脱水をおこしていたのと熱が高かったために点滴を始めてくれた。


「話し合いはついたんだから、薬は飲まないよ。」と美姫さん。お父さんが、美姫さんの食事の中に薬を混ぜていた。


子どもかよ……。


点滴をするのもかなり渋っていたが、身体がきつかったせいか、結局点滴はしてもらっていた。


「弱っている美姫も笑えるね。」と広瀬さん。
点滴が終わるまでの間、広瀬さんが美姫さんの高校時代の話をしてくれた。


高校時代、美姫さんには大嫌いな先生がいた。広瀬さんはその先生がそんなに嫌いでは無かったそうだが、美姫さんはその先生のすべてが嫌いだったそうだ。


そこで、美姫さんのとった行動が、

先生が向こうの方から歩いてくるのが見えたなら、Uターンする。

自分の後ろから歩いてくるときは、近くの教室に避難するか、小走りに走りその場から逃げる。

その先生が朝礼で話している時には、天井を見たり横を見たりしてその先生の方向を見ないし、声が聞こえないように心の中で大声で歌う。

その先生の授業はすべて寝る。

テストは最低限しか解かない。

ノートの提出も宿題の提出も無視するか、すべて答えを写して出す。

以上の事をそうだ。


その結果、美姫さんはその教科の成績が【1】という事になった。

 

「自業自得だけどさ、その時も笑えたわ。」と広瀬さん。

 

美姫さん、そこまでする?

 

おわり

 

 

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