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短編小説:ありのママ 【美姫さんvsママ友】

美姫さんvsママ友

「美姫さん、美姫さんはママ友とランチとか行かないの?」と僕が聞くと、「ままとも?。」と美姫さん。

 

「そう、ママ友。」と僕が言うと「何それ。新しいふりかけの名前?。」と美姫さん。


「ふりかけ?って、どういう事?。」とぼくが聞くと、「ほら、“ご飯の友”ってふりかけがあるでしょ。それの姉妹版みたいなの。」と美姫さんが答える。

 

美姫さんの発想って不思議だなー。

 

「違うよー。ママ同士の友達の事だよ。」と僕が言うと、「良子さん(美姫さんの母)とか恵美子さん(お父さんの母)の事?。ランチは、行かないね。私、忙しい身ですから。」と美姫さんは言う。

 

「大きな意味で言ったら、おばあちゃん達もママ同士だけどさー。って、美姫さん、忙しいの?。」と僕は少し驚く。


美姫さん、毎日ゴロゴロしかしてないのにどこが忙しいのか謎だ。

 

「ショウ、私のお仕事、覚えてる?。」と美姫さん。「うん。植物に二酸化炭素をあげてるんでしょ。」と僕が言う。


「じゃあ、私が二酸化炭素を出すためにすると事は何でしょうか?。」と美姫さんが僕に聞く。

 

二酸化炭素を出すために美姫さんがしてる事?。

 

「呼吸?。」と僕が言う。「ピンポーン!。じゃあ、1分間に何回、呼吸してるか知ってる?。」と美姫さん。


僕はわからないので、ネットで調べる。


「成人は16〜20回って書いてあるよ。」と僕が答えると「そんなもんか…。じゃあ、人が呼吸して二酸化炭素を出す為にすることと言ったら?。」と美姫さん。

 

人の呼吸……僕は、理科の授業をおもいだした。

 

「肺で、酸素と二酸化炭素を交換する。」と僕が言うと「ピンポーン!。ショウ、凄いじゃない!。じゃあ、なんで取り入れた酸素が二酸化炭素になるかわかる?」と美姫さん。

 

「人の細胞に酸素が必要で、使い終わったら二酸化炭素になる」と僕が言うと「さすが、ショウは天才だね!。

 

じゃあ、人の細胞に酸素を届けるのは?」と美姫さんが言う。「血液。」と僕。

「では、血液を全身に送ってるのは?」と美姫さん。「心臓。」と僕が言うと

 

「心臓は、1分間に60〜90回動きます。私は、1分間に20回くらい息をして、90回も心臓を動かさないといけないので、忙しいんだよ。」と美姫さんは言った。

 

「あぁ、そう。忙しいねー。」と何故か、理科の授業の復習をさせられて、疲れてしまった僕は、適当に答える。

 

「わかれば、よろしい。」と、得意げな美姫さん。

 

で、結局何の話を美姫さんとしてたんだっけ。

 

おわり

 

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