fic-tion’s diary フィクションの創作日記

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ありのママ 第52話 【美姫さんvsママカースト】

ママカーストというものがあるってクラスの女子が言っていた。


うちのクラスでは、麗ちゃんのお母さんが、カーストの一番上にいるらしい。

 

美姫さんに「ママカーストって知っている?。」と聞いた。
「ママカースト?。インドのカースト制度なら知っているけど。ママたちがヒンドゥー教に入信したの?。」と美姫さん。


「ヒンドゥー教は関係ないらしいよ。ママたちのランク付けの事だよ。」と僕が言うと、「ママたちにランクがあるの?。カーストっていうぐらいだから、一番上の人は司祭なの?。」と美姫さん。


「司祭ではないよ。ランクの基準があるんだって。」と僕が言うと「何々、それ。面白そう。」と美姫さんは興味深々で聞いてきた。


「女子に聞いた話、まずは、お父さんの地位とか給料がママカーストの基準になるらしいよ。うちのクラスでのカーストの上位の人はお父さんが社長さんらしいよ。」と僕が言う。

 

「ショウ、人の上に人を作らずって言葉を知っている?。私は誰が何で言ったのか知らないけど、多分カタカナの人。だから、人の上に人を作っちゃダメなんだよ。」と美姫さんは言う。


「それ、知っているよ。福沢諭吉が『学問のすゝめ』で、言ったんだよ。」と僕は言う。「福沢諭吉?。どこかで聞いたような…。てっきり、外国の人だと思ってたよ…。」と小声で、ブツブツ言う美姫さん。

 

美姫さん、福沢諭吉知らないの?!。一万円の人だよー。


「それから、ブランド物のバッグと洋服とかの身の回り品も基準になるみたい。」と僕が言うと「おばちゃんたちがそんなの身に着けて誰が見るの?。ってか、そんなにたくさん持ってて、どこに持っていくの?。スーパー?。コンビニ?。毎日、パーティしてるのかな?。」と美姫さん。

 

これは、そういわれてみればそうかも。でも、美姫さんもおばちゃんだからね。

 

「子どもの学力とか見た目とか、習い事とかも関係するみたい。」と僕が言うと「子どもの見た目って、意味わからないんだけど…。人は中身が重視なんだよ。ってか、さっきから“ママ本人”の事なんかひとつも基準にはいってないよ。」と美姫さんは言う。

 

なんか、今日の美姫さん、まともな事言ってるな―。


「あっ、主婦になる前には何をしていたとか、どこの大学を出ているとかも基準になるらしいよ。」と僕が言うと「過去の栄光にしがみつくのは、一番見苦しいんだよ。恥ずかしくないのかな。」と美姫さん。


そして「面白くないランク基準だねー。」と美姫さんが一言。そして「私、その基準には当てはまらないかもしれないけど、ママランクは、頂点に君臨する自信はある。」と美姫さんは得意げに言う。

 

僕も、美姫さんは、頂点に君臨しているイメージしか無いよ。でも、美姫さん、人の上に人を作ったらいけないんじゃないの?

 

おわり
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