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短編小説:ありのママ【超短編集】

美姫さんvsダイエット

 

「♪~ダイエットは明日から~♪。」と美姫さんが歌ってる。

 

「おっ。美姫さん、ダイエットするの?。」と僕が言うと

 

「明日からね。」と美姫さん。

 

次の日、ファミリーパックのチョコレートをパクパク食べる美姫さん。

 

「美姫さん。ダイエットは?。」と僕が聞くと

 

「♪~ダイエットは明日から~♪。」と美姫さん。

 

「昨日、そう言ってたよ。だから、今日からダイエットを始めるんじゃないの?。」と僕が言うと「だから、明日からだって。」とチョコレートを食べるのを止めない美姫さん。

 

次の日は、おじいちゃんが買ってきたケーキを食べてる。

「ねぇ、美姫さん。ダイエットは?。」と僕が聞く。「だから、明日からだって。」と美姫さん。

 

美姫さんの明日は絶対こないな。

 

 

美姫さんvs運   

 

「美姫さん。今日はついてない日だったよ。」と僕は学校から帰ってきてから美姫さんに愚痴る。「どうしたの?。」と美姫さんが聞く。

 

「宿題は忘れるし、給食は僕の嫌いなものが出るし…。最悪だった。」と僕が言うと

「大丈夫。そんなときの秘策があります。」と美姫さん。

 

美姫さん、何か運が良くなる方法を知ってるのかな?。

僕は、少しホッとする。

 

すると美姫さん「まず、おやつを食べます。」と言った。

「それ、いつも帰ってきてからすることと一緒だよ。」と僕は言い、おやつを食べる。

「美味しいねー。」と美姫さん。「うん。まぁ。」と僕。美姫さんの意図が分からない。

 

おやつを食べ終わると次に美姫さんは「まだ、こうちゃんが帰ってきてないので、今日の夕飯はカップラーメンにします。」と言う。「えっ。食べていいの?」と僕はテンションがあがる。お父さんは、カップラーメンをなかなか食べさせてはくれない。

 

僕と美姫さんは、ものすごい早い夕食を食べる。カップラーメンを食べれて僕は、嬉しかった。

 

カップラーメンを食べ終わると「次は、歯磨きをします。」と美姫さんは言う。

「はぁ…。」僕は訳が分からないまま、歯磨きをする。

 

歯磨きをし終わると「では、お風呂に入ってきてください。」と美姫さん。

 

まぁ、ご飯も食べたし、お風呂に入ったらゆっくりできるなーと思い、美姫さんの言うがままお風呂に入る。明るい時間に入るお風呂は何か特別な気がして、ワクワクした気分になる。僕がお風呂から上がると美姫さんもお風呂に入った。

 

僕がリビングのソファーでダラーっとしていると美姫さんがお風呂から上がってきて「最後は、寝ます。」と言った。

「えっ?。まだ続いていたの?。」と僕が言うと、「そうだよ。」と美姫さん。

 

いろいろとしていた僕は、今日のついてない事なんて忘れていた。

 

「で、もう寝るの?。僕はまだ、眠くないよ。」と僕が時計を見るとまだ17時半だった。

「そうだよ。ショウ、“ついてない”って思う日は、寝るのが一番。寝てたら“ついてない”って思う事もないでしょ。」と美姫さん。

 

美姫さんの言う通りだと思うけど、こんなに早く寝せられるのも“ついてない”んだけどな…。

 

 

おわり

 

 

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