短編小説 ありのママ

人生で大切な3つのふくろ

第126話 美姫さんvs3つのふくろ

今日、学校で人生に大切な三つの“ふくろ”の話を友達がしていた。

「美姫さん。人生に大切な三つの“ふくろ”って知ってる?」とおやつを食べながら美姫さんに話す。

「そりゃもちろん。知ってますとも。」と美姫さん。

さすが、美姫さんも大人なんだな。と僕は思う。

「みんな、何だろうって言ってたけど、三つの“ふくろ”って何?」と僕が聞くと

「まずはね、復路(ふくろ)。これはね、『行きはよいよい、帰りはコワい』って言うでしょ。帰りにもちゃんと気を付けましょうっていう事。」と美姫さん。

確かに…遠足も家に帰りつくまでが遠足だって言うし。

「それからね、福路(ふくろ)。これはね、当て字なんだけど、人生幸福な道を進みましょうって事。」と美姫さん。

そうだね…幸せな人生が良いもんね。

僕は、とても納得する。凄くいい話だ。

「三つ目はなに?」と僕が聞くと

「最後はね、“ミミズク”」と美姫さん。

はぁ?僕の頭の中にハテナマークがいっぱい浮かぶ。

「どういう事?」と僕が聞くと

「“オチは大事”って事。“ふくろ”っていうと“ふくろう”かな?って思うでしょ。それがどっこい“ミミズク”だったってオチ。人生にも“オチが大事”だよって話。」と美姫さん。

えっ?人生にたいせつなものって“オチ”って事?

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