fic-tion’s diary 

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究極のアンチエイジング?

短編小説:ありのママ

美姫さん流アンチエイジング法

 

今回の登場人物紹介

ショウ:小学六年生の男の子
美姫さん:ショウくんの母親。よろず屋美姫もしている。
康夫さん:美姫さんと一緒によろず屋美姫で働いている人。美姫さんの幼馴染の夫。

 

「ショウ。聞いて!私、天才かもしれない。」と僕が学校から帰ってくるなり美姫さんが言った。


たいてい美姫さんの“天才"発言は、あまり天才とは思えないことばかりなので信用ができないが、とりあえず聞いてみることにした。


「どうしたの?」 と僕。
「あのね、究極の若がえり法をみつけたの」と美姫さん。


「まさか、宇宙から見たら一年なんてちっぽけとか、そんなのじゃないよね。」と僕がいうと。


「いやいやいや、 今日ね、テレビ見て気づいたのよ。」と美姫さん。


「で、何?」 と僕。僕は究極の若がえり法に興味はないんだけど。


「アンパンマンみたいになれればいいんだよ。」と美姫さんはいった。


はぁ? 毎回 思うんだけど、 意味がわかんない。僕がきょとんとした顔をしてると、


「アンパンマンみたいに顔がよごれたら、とりかえればいいんだよ。 そしたら、老けない。」と得意気な美姫さん。

 

「美姫さん。それ、今日一日中考えてたの?」と僕が聞くと

 

「いや、3日前ぐらいかな?やたら、アンチエイジングの広告が多いなぁって思って、何かいい方法がないか考えてた。そしたら、今日テレビにアンパンマンが出てきてね。『あっ、これだ~』って思って。でもさ、アンパンマンになる方法がわからない。どうすればいいと思う?」と美姫さんが言い、僕に聞いてきた。

 

アンパンマンになる方法ね……。

 

「ジャムおじさんを探せばいいんじゃない?」と僕は適当な事を言う。

 

「ジャムおじさんを探すのね…。わかった。頑張ってみる。」と美姫さんは言い、康夫さんに【大至急、よろず屋の求人でジャムおじさんを募集して】とメールした。

 

「でも、美姫さんってアンチエイジングに興味があったの?」と僕が聞くと。

「いや、全くないよ。でもさ、流行ってるって事はみんなが興味があるって事でしょ。ジャムおじさんがよろず屋で働いてくれたら、私働かなくていいじゃん」と美姫さんは言った。

 

……ジャムおじさん見つかるといいね。

 

おしまい

 

 

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