美人って感じる人って人それぞれ違いますよね

ありのママ 第102話

美姫さんvs美人

 

 

 

クラスの女子が「顔が小さくなりたい~。」と言っていた。

帰ってから美姫さんに「美姫さんも顔が小さくなりたいって思う?」と聞いた。


「ショウ。私に喧嘩売ってるの?」と美姫さん。

 

「えっ?」と僕が聞くと「人に向かって『顔が小さくなりたいって思う?』って、

とっても失礼じゃない?そりゃ、そんなに顔が小さいわけでは無いけど。」と美姫さん。

 

「でしょ。美姫さん顔小さくないじゃん。だから、小さい顔になりたい?って聞いたんだけど。」と僕。

 

「そういわれるとね……。今の顔、気に入ってないけど、もう長い付き合いだからね。多分、変わったら受け入れられないかもしれない。」と美姫さん。

 

「でも、女の人って可愛い顔とか美人の顔になりたいんじゃないの?」と僕。

 

「ショウ。さっきからちょくちょく人に喧嘩売ってるでしょ。まぁ、良いけど。そうだね……、美人とかかわいくなりたいかって言われても、今のままでいいかな?」と美姫さん。

 

「もしかして、美姫さん。自分の事可愛いとか思ってるの?」と僕が聞くと

 

「私の顔が可愛い?。ショウ、君は目が悪いのかい?頭が悪いのかい?」と美姫さんは言い、

 

「じゃあ、ショウが思う可愛い顔の芸能人ってクラスの男子が可愛いって思う芸能人と一緒?」と美姫さんが言う。

 

「うーん?みんな違うかな?」と僕が言うと「でしょ。それぞれ感性が違うから、可愛いとかきれいの定義はちがうんだよ。女子がみんな可愛い同じ顔だったら気持ち悪くない?」と美姫さん。

 

「うん。気持ち悪いかも……。でも、可愛くない子もいるよ。」と僕が言うと

 

「世の中にはね、いろんな人がいるの。ものすごーく奇妙なものが好きだったりする人もいるわけ。でもね、その奇妙なものがすきな人の方が、奇妙なものに愛着が強かったりするんだよ。」と美姫さん。

 

「じゃぁ、可愛くない子にもその子の顔が好きって人が出てくるの?」と僕が聞くと「そういう事。」と美姫さん。

 

「まぁ、お父さんみたいな人がいるって事だね。」と僕がいうと「だからさ。さっきからちょくちょく……。あのね、人はね、顔じゃないの。中身が良くないと。」と美姫さん。

 

……。美姫さん性格がいいの?あっ、お父さんは美姫さんの内臓に惚れたんだね!!

 

おしまい

 

 

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