短編小説 ありのママ
貴方が思う私とは違います
2021-07-11 短編小説 ありのママ
第225話 美姫さんｖｓセルフイメージ 「美姫さんってさ、自分の事どう思う？」僕が聞くと 「気弱なマダム？ってとこかな？」と言ってきた。 ちょっと意味が分からない。ひとつも僕のイメージする美姫さんに当てはまってない。 「 …
ＰＴＡに行こう
2021-06-27 短編小説 ありのママ
第224話 美姫さん ＶＳ ＰＴＡ 明日は僕のＰＴＡだ。お父さんが仕事から家に帰ってくるなり「ショウ。ごめん。明日抜けれない仕事が入ったからＰＴＡに行けないや。」と言ってきた。 「別にいいけど。」と僕。「でもな、今回のＰ …
危機管理能力向上の仕方
2021-05-30 短編小説 ありのママ
第223話 斉藤家vs危機 「えー。」休みの日、まったりとみんながリビングでくつろいでいる時、いきなり美姫さんが話し始めた。 「昨今、個人的なやり取りが情報として洩れるという事案を目にいたしました。」と美姫さん。 どうや …
転生出来たら何になりたいですか？
2021-05-02 短編小説 ありのママ
第222話 転生するとしたら 転生ものが流行っている。 美姫さんに「もし、転生できるなら何に転生したい？」と僕が聞くと 「うーん。そうだな……。右はショウの右目で左はユウの左目かな？」という答えが返ってきた。 ゾゾゾと寒 …
デデデ大王ではありません。
2021-04-02 短編小説 ありのママ
第221話 美姫さんvs環境 「もう、やってらんない。決別だ！」朝から美姫さんが怒っている。 「どうしたの？」と僕は優しいので、一応聞いてあげる。 「毎日、毎日暑いじゃん。いつもね、寝る前に【環境】に話しかけてるのよ。『 …
届を出せば、満額
2021-03-09 短編小説 ありのママ
第220話 美姫さんvs接待 事の発端は、またしてもテレビだ。 「私も接待がうけたーい」その一言から始まった。 いつもは何もしないくせにこういう時だけ行動が早い。 次の日には仕事先を見つけてきた。 「ショウ。接待うける …
こんな願望ありませんか。
2021-01-30 短編小説 ありのママ
第219話 美姫さんｖｓクローン人間 珍しく夕食後、ゴロゴロせずに美姫さんが、インターネットで調べ物をしていた。 「何しているの？」と僕が聞くと 「クローン人間ってさ、どこで手に入れられるんだろうって思って。」と美姫さん …
空気の読み方
2020-12-20 短編小説 ありのママ
第218話 お兄ちゃんvs空気 「ショウ。空気って読めるか？」 家でまったりしていると、お兄ちゃんが、いきなり話しかけてきた。 「うん。まぁ。何となくは…」僕は答える。 「ショウ。スゴいな！！」お兄ちゃんは、歓喜の声をあ …
あなたは今、どの時期ですか？
2020-10-30 短編小説 ありのママ
第217話 美姫さんvsツンデレ 「ショウ。今日、学校どうだった？」学校から帰ってきておやつを食べていた僕に美姫さんが聞く。 「ふつう。」僕は答える。 すると、ソファーにドカッとしていた美姫さんが立ち上がり、リビングに掛 …
人生で大切な3つのふくろ
2020-10-15 短編小説 ありのママ
第216話 美姫さんvs３つのふくろ 今日、学校で人生に大切な三つの“ふくろ”の話を友達がしていた。 「美姫さん。人生に大切な三つの“ふくろ”って知ってる？」とおやつを食べながら美姫さんに話す。 「そりゃもちろん。知って …
マウンティング
2020-10-01 短編小説 ありのママ
第215話 美姫さんvsマウント 「美姫さん。学校でさ、マウントを取ってくる人がいるんだよ。」と僕はおやつを食べながら、ソファでゴロゴロしている美姫さんに言う。 すると、美姫さんがガバッと起き、目をキラキラさせて 「ショ …
自己ＰＲの仕方です
2020-09-06 短編小説 ありのママ
第214話 お兄ちゃんvs履歴書 お兄ちゃんの部屋の前を通るとお兄ちゃんが片づけをしていた。 「どうしたの？」と僕が聞くと 「ちょっと休憩中。」とお兄ちゃん。（お兄ちゃんは、受験生です） 「ふぅ〜ん。」と僕は言い、そのま …
手抜きご飯とは
2020-09-04 短編小説 ありのママ
第213話 美姫さんｖｓ手抜きご飯 「美姫さん、鈴木くんちっていつも手抜きご飯なんだって。」学校で、鈴木君が言っていた。『僕んちは、手抜きご飯ばっかり』って。 今日もソファーでゴロゴロしていた美姫さんが、いきなりガバッと …
何故眠くなるのか
2020-09-02 短編小説 ありのママ
第212話 寝ている人の対処の仕方 今日、学校で授業中に寝ている人がいた。 先生に寝ているのがバレないように起こそうとするが、僕がトントンと身体を叩くと一瞬は起きるものの、またすぐにウトウト。 先生に見つからないか、気が …
適切な判断と対応を
2020-08-13 短編小説 ありのママ
第211話 お兄ちゃんvs病気 朝からお兄ちゃんの様子がおかしい。 僕たちの様子を伺いながら、コソコソ動いている。 ただ、ガッツリとリビングには居る。 ただ、喋りもしないし、動きもしない。動くときは、僕たちの様子を見なが …
