ゴミ分別って難しいです。

ありのママ 第116話

美姫さんvsゴミ分別

 

 

「美姫さん、またゴミの分別を間違えているよ!。」とお父さんが叫んでいる。

 

「間違えてないよー。」と美姫さんが言う。

 

「割れたコップは、燃えるゴミじゃないよ。」とお父さんが言う。

 

「燃えるゴミだよー。」と美姫さん。

「燃えないゴミでしょ。」とお父さん。

 

「こうちゃん、知らないの?。大概の物はね、燃えるんだよ。この世に燃えないものなんてないんだよ。」と美姫さんが言う。

 

「そりゃそうかもしれないけどさ、ルールは守ろうよ。」とお父さん。

「ルールは、知りません。」と知らないくせになぜか威張る美姫さん。

 

後日お父さんが大きな紙にゴミの分別を書いた紙を貼った。

燃えるゴミ……紙くず、生ごみ、プラスチック

燃えないゴミ……ガラス・かさ

資源ゴミ……新聞紙・段ボール・缶・瓶・ペットボトル

 

その紙を見てゴミを捨てる美姫さん。

 

「こうちゃん、鼻水をとったティッシュはどこに捨てるの?」と美姫さん。

 

「ティッシュは、燃えるゴミだよ。」とお父さんが言うと、美姫さんはそのゴミ分別の書いた紙の燃えるゴミの所に“鼻水ティッシュ”と書いた。

 

ある日は、「飲み切らなかったジュースは、燃えるゴミ?」と聞いてきた。

「それは、流しに流して。」とお父さん。

 

「何で?油は流しちゃいけないのに。」と美姫さん。

「油は、配水管が詰まるし、きれいな水にするのに処理が大変なんだよ。」とお父さん。

「身体からでた脂汗は、流してもいいの?」と美姫さん。

「屁理屈は言わない。」とお父さんに一喝される。

 

 美姫さんはゴミの分別の紙の横に紙を継ぎ足して“ジュースは流す。”と書き、“油は流したらダメ”、“脂汗は流してもいい”と書いた。

 

「美姫さん。それぐらいわかるでしょ。」とお父さんが言うと

 

「だってさ、汚れたプラスチック容器は燃えるゴミで汚れてないプラスチック容器は資源ごみでしょ。それで、汚れてないけど容器ではないプラスチックは燃えるゴミでしょ。もうね、意味がわからないのよ。」と美姫さんは言い、

 

「このプラマークじゃなくてさ、【これは、燃えるゴミです】とか容器に書いてて欲しいよね。」と言った。

 

僕は美姫さんのおかげで、ごみ分別に詳しくなった。

 

 


 

 

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