ぐりとぐらのえんそく

福音館書店
さく なかがわ りえこ
え やまわき ゆりこ
読んであげるなら 4才から
自分で読むなら 小学低学年から

《あらすじ》
のねずみのぐりとぐらはリュックサックをしょって遠足に出かけます。
遠足のお楽しみはお弁当です。歌を歌いながら林をとおりぬけ野原にでて目覚まし時計を見るとまだお昼ではありません。
ふたりで体操をはじめます。それでもお昼にはなりません。
次はマラソンをはじめます。すると二人とも転んでしまいます。
ふたりの足に毛糸がからまっていたのです。ふたりは毛糸をグルグルと巻きながらたどっていきます。
毛糸のボールはドンドン大きくなっていき、ぐりとぐらの身長の高さまでになりますが、まだまだ毛糸は続きます。
すると、もりの向こうの家にたどり着きます。家の中を通り外にでるとやっと止まりました。たどり着いた先は、この家のくまの背中でした。
くまのチョッキがほどけていたのです。
くまにチョッキがほどけているのを教えたぐりとぐらは、くまを誘い野原へ戻ります。
その時ちょうどお昼のベルが鳴りました。ぐりとぐらとくまは、のはらの真ん中で遠足のお弁当をおなかいっぱい食べました。

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