おいしいおやつをくださいな

福音館書店
さく 大塚 たえこ
え おおの 麻里
読んであげるなら 4才から


《あらすじ》
あひるが、おやつを探しにあるいているとやぎに会います。
やぎはふんわりしているおやつが好きです。あひるとやぎはおいしいおやつを探しにいきます。あひるとやぎが歩いていると今度はぶたにあいます。
ぶたはあまいおやつがすきです。3匹で一緒に探しに行きます。
すると今度はうしに会います。うしはまわるいおやつが好きです。
4匹はふんわりしていてあまくてまわるいおいしいおやつがどこにあるのか考えます。
うしがまちにお店というものがあるらしいと言い、4匹はそこを目指します。

町につくとまず金物屋でおいしいおやつがないか聞きますが、金物屋にあるまわるいものはフライパンしかありませんでした。
次に粉屋に行きおいしいおやつを聞くとふんわりとできる粉しかありません。
それから乾物屋に行きました。乾物屋でおいしいおやつを聞くと砂糖しかありませんでした。
そしてたまごやにはいります。たまごやでおいしいおやつを聞くとタマゴしかありません。
でもたまごやのおばあさんがおいしいおやつやさんを紹介してくれました。

そのお店でおいしいおやつを注文するとホットケーキが出てきました。4匹はよろこんで食べました。でも、このおいしいおやつを食べに町までくるのは大変です。
するとお店のおねえさんがホットケーキの作り方を教えてくれます。4匹は帰りにたまごやでたまごをかって乾物屋で砂糖を買って、粉屋で小麦粉を買って金物屋でフライパンを買いました。
あひるが「牛乳がないわ」といいますがうしが「牛乳ならわたしにおまかせよ」と言い、4匹は帰っていきホットケーキを自分たちでつくりました。