fic-tion’s diary 

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How old are you?! 

短編小説:ありのママ 145話

美姫さんvs年齢

 

今回の登場人物紹介

ショウ:小学六年生の男の子
美姫さん:ショウくんの母親
お父さん(こうちゃん):ショウくんの父親

 

 

「あのさー、美姫さんって何歳?」と僕が聞く。

今日、学校でみんながお母さんの歳を言いあっていたからだ。

よく考えたら、僕は知らなかった。

「えっとね。今日、産まれたかな?」と美姫さん。

 

「はぁ?」と僕が言うと

 

「細胞は、日々産まれるんだよ。私の細胞も産まれたてのものがある。」と美姫さんは言った。

 

「じゃぁ、美姫さんの身体の中で一番古いモノで。」と僕が言うと、美姫さんはネットで何か調べ出した。

 

自分の歳を調べる?
あぁ、覚えてないんだな。何か調べて思い出すのかな?と僕が思っていると

「わかったよ。今のところ、だいたい114億歳。」と美姫さんが言いだした。

 

はぁ?僕はめまいがしてきそうになった。

いつもの屁理屈より規模が大きい。

 

「美姫さん、自分の歳だよ?」と僕が聞くと

「だから、約114億歳だって。」と美姫さん。

 

「意味が分からないよ。」と僕が言うと

「ショウもだいたい114億歳だよ。」と美姫さん。

 

本当に意味が分からない。

僕はもう疲れたので「へぇ~。」とだけ言い、その話は終わりにした。

 

お父さんが帰ってきてから「美姫さんね、自分の114億歳って言うんだよ。そして僕の年齢も114億歳って言うんだよ。僕は11歳なのに。」と報告する。

 

すると「あぁ、知ってるよ。宇宙と同じ年齢らしいぞ。この世にあるものは、宇宙が産まれた時からずっと引き継がれてきたものだから、みんなだいたい114億歳らしい。」とお父さんがおしえてくれた。

 

そう言われるとそんな気がしてきた?!

  

 

おしまい

 

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