ある惑星を見た神さまが、その惑星の状況を憂いた。
「このままではいけない。」
神さまは、あるタネをその惑星に撒いた。
タネは、その惑星を我が物顔で使う者達に寄生した。
ある者は、人の心に付けこんだ。
ある者は、リーダーの立場ながら自分の事のみを考えた。
ある者は、誰かの癒しになった。
ある者は、自らの正義を振りかざした。
ある者は、誰かの為を思い行動した。
タネは、その惑星を我が物顔で使う者たちの本心を露呈していった。
タネはそのまま火種になるのか、綺麗な花を咲かせるのか
憂いた神さまからの最後のチャンスなのかもしれない。