fic-tion’s diary 

このブログはFact(事実)でありFiction(フィクション)である 日々の生活を深く観察して事実なのか?フィクションなのか?を楽しく発信しています。

性格の悪い刺客への対応

ありのママ 第92話

美姫さんvs刺客2

 

 

 

「そういえば、美姫さん。『性格が悪いんです』*1の人ってどうしたの?」と僕が聞くと「知りたい?」と薄ら笑いの美姫さん。

 

「知りたい。」と僕が言うと美姫さんは、一枚のDVDを手に取り「お客さん。レンタル料、高いですよ~。」とおどけた顔をして言い、DVDをデッキにセットした。

 

映像には、この前と同じように診察室に広瀬さんが映っていた。

そこに一人の男性が診察室に入ってきた。「どうされました?」と聞く広瀬さん。

「先生。私、性格が悪いんです。治りますでしょうか?」と真顔で聞く男性。

 

お笑いのコントのようだ。

 

「そうなんですか……。では、専門の方をお呼びしますね。」と広瀬さんは言い、診察室を後にする。広瀬さんと入れ替わりで入ってきたのは、この前同様、白衣を着た美姫さん。

 

「性格なおし専門の斉藤と言います。」と美姫さんは言った。「はぁ……。」と言う男性。美姫さんが出てきたことに少し驚いた様子だった。

 

「ちょっとご確認なんですけど、『性格が悪いから、治したい』と言う事でよろしいんですよね。」と美姫さん。「は……い。」と男性。美姫さんの様子を伺っているようだ。

 

「この治療はですね。保険適応外なんですよ。自腹治療になりますがよろしいですか?」と美姫さんが言うと「はい。あっ。ちなみにいくらぐらいするんですかね。」と男性。

 

「一回の治療につき、5000円程かかります。」と美姫さんは言った。「わかりました。」と美姫さんの話にうなずく男性。

 

「ではですね。まずは、これから、この病院の周りに生えている雑草を抜いてもらいます。」と美姫さんは言った。

 

雑草を抜く?と僕が思っていると「なんで、そんな事しないといけないんだよ。」と少し怒り気味の男性。

 

すると美姫さんは「性格を治すには、まずは奉仕の精神で心を清めないといけませんので。」と美姫さん。

 

「はぁ?。金を払って草むしりなんかできるか。」と男性は怒る。 

 

「性格をなおしに来られたのではないですか?。では、性格は悪いままでいいという事でよろしいでしょうか。」とにこやかに言う美姫さん。

 

美姫さん。表情とは裏腹にひどい事言ってるからねー。

 

「他には無いのか!!」と男性が声を荒げる。

 

「うちでは、この治療でやらせていただいているので、違う治療をご希望でしたら、違う病院にいかれてください。」と美姫さんはにこやかに言った。

 

*1

ありのママ 【美姫さんvs刺客】

 

おしまい

ありのママ 目次

www.fic-tion.com